”解散”・・・、または”消滅”

たまにしか書かないので、たまにしか来てもらえなくなり、気がつけば誰もいなくなってるな・・・。
それはさておき・・・。

 4月をもって、私が現在所属する部署が”解散”となります・・・。
病気から復帰し、こころの中が空っぽの私は
”自分は何ができるのか?”
と言う、入社当時に自分で語った己の原点に立ち返り仕事をしてきました。
その間多くの人々がこの部署から去っていきました。
元々赤字だった部署なのです。もっと大きな部門の赤字だった部署を切り離し、
別の赤字だった部署とくっつけてできたのが、今の部門です。
人を減らすことで費用を削減して、業績を健全化していったのです。
でも、人を減らし人件費が減ったから赤字が減った、などという単純なことではけっしてありません。
少ない人数で多くの顧客に対応する工夫をしてきました・・・。
その少ない人数でより多くのお客様に満足していただけるよう工夫してきました・・・。
その少ない人数で更なる案件、稼ぎの発掘をできるよう工夫してきました・・・。

 1年半ほど前、上司が変わり、若返りました。
元々私たちが所属していた大きな部門の別部署をみていた人です。私たちの仕事は知っています。
少し前からもう一方の赤字部署をみており、出世してこの”赤字+赤字”部門を見ることになったのです。
上司は積極的に2つの部署の”融合”進めました。
同じ赤字状態の部署でも、片や若手中心、片やベテラン中心。また、それぞれ扱っている製品も違います。
しかし、部署としてはまったく違う性質を持ちながら”似て非なる”製品を扱う二つの部署は、
融合をしていくことにより、弱点を補い合い、強みをより活かす事ができる可能性を持っていました。

 また、その間に加わった人もいます。ボーナスに(部分)成果配分制度を導入する会社において
赤字部門であるここは、当然、ボーナスも他部署に比べて明らかに少ないです。その人は、
元の部署にいた方が勤務地も近く、収入も多いはずなのに、わざわざ希望してこの部署に来たそうです。
”この部署でしかできないビジネス”を求めて来たのだと思います。現実に、その人がもたらしてくれた
さまざまな発想、その人が示すさまざまな行動が、上に挙げた多くの工夫に活きています。
中途入社の私にとって”同い年の先輩”にあたるその人を、かつて私は、ねたんだり、
勝手に比較して己を卑下したりしていました。でも、今では私はその人を尊敬し、密かに目標としています。

 昨年秋に私ももう一方の部署の仕事を手伝いました。大きな展示会にも行きました。
そこで私はこれまで見たことの無い世界を見、その可能性を感じました。
自社の・・・、自社製品の・・・、そして私たちの部門の可能性を感じました。

 そして今年、私たちはいつに無くこの部門に”一体感”を感じていました。
”私たち”と勝手に書きましたが、感じたのは私だけではなかったはずです。

やるべき事はわかっている。

 今年の初め、私は上司との面談にて言いました。
昨年秋にもう一方の部署の仕事を手伝った、その仕事です。
やるべき事・・・・
かつて大きな部門から切り離されたときに引きずってきて、今も引きずり続けている仕事を
その大部門に投げつけて、新たな仕事に専念できる体制を私自身が作る事。
そして、その仕事で利益をあげること。

やるべき事はわかっている。

 私以外のメンバーも、はっきりこの言葉を言ったわけではないだろうが、皆、自分のやるべき事を
既に定め、実行していくと言ったのでは無いかと思います。それが、あの”一体感”の正体ではないかと・・・。

 上司の号令で、えいやあ、と動くのではなく、メンバー一人一人が、自分の役割を持ち、
自分で考え、自分で決めて、自分で行動する・・・・、組織の利益のために。
上司は、命令こそしないが、私たちに確かな方向性を示してくれた。
だから、私たちは迷い無く、自分で考え、自分で決めて、自分で行動した。

フォロワーシップ

確かそんな言葉があったと思う。

 目指したもの・・・、見ていた未来は皆同じだと思う。
 皆、信じていたと思う。私たちの未来・・・。
 望めば・・・、望んで励めば・・・、必ず手に入れられるその未来を信じていたと思う。

 未来は見えなくなった。

 だからでしょうか・・・。組織の変更が発表された後、皆が、混乱し、憤り、不安になっているようです。
 
 私たちの部門は、かつてそうであったように、二つに分かたれ、一方は別の大きな部門へ丸ごと編入される。
そして、私たちはその部署そのものを解散され、かつていた大きな部署に”吸収”されます。
もともと同じ部門だったのだから、それが自然だとでもいうのでしょうか?
大部門からはなれ、少数の部署になって、別の少数の部署とくっついた。そんな部門だからこそ
できるビジネスモデルがあった。みられる未来があったのです。

 こんな時期だから・・・。

 最近よく聞く言葉です。そして、最近よく言ってしまう言葉でもあります。
 不況だから・・・。そう、100年に一度とも言われるほどの大不況だから、こんな話はそこいら中に
転がっている事でしょう。クビにならないだけマシなんでしょう。


”自分は何ができるのか?”

見えなくなった未来の中でこの言葉だけが、ぷかりと浮いています。

”自分は何ができるのか?”

一つはっきりしている事は、この問いの答えは、どれだけ考えても、誰に尋ねても出てこない。
自分で行動しなければ出てこない。

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この記事へのコメント

2009年04月01日 16:37
いるよ~ん
こんな時期だから・・・言いたくないけど言っちゃうね~。
世の中、ホントにいろいろ変わってきちゃってるもの。
“自分は何が出来るのか”・・・こういう時にこそ考えなくちゃいけないのかもしれないねぇ。
出来ることがあっても組織の中では動けないこともあるだろうし・・・難しい課題です。
2009年04月02日 07:50
ども、お久しぶりです。
”こんな時期ですから・・・”は、本当によく言うようになっちゃってますね。でも、後ろ向きな意味だけではなく、”こんな時期だから”こそ、できるビジネスを前向きに模索していく時にも使いますね。素早く気分を切り替えて、次に向かっていくための言葉にもなりえますから。
2009年04月02日 22:51
まいど~
いや~お久しぶりで・・・
色々ありますわな~
それでも活きていかねばならんのです。
ヤコ氏なら大丈夫でしょ。
わたしゃ~ヤコ氏を心配しませんよ~
だって、出来る人だから~
また3人でビール、飲みたいで~す。
と金さんは何処に?
2009年04月03日 06:42
nonokiさん、おひさです。
自分は、大丈夫っす。なんか記事書いてたら、ちょっと
落ち着きましたし、昨日、皆が出張でいない間にハゲ親父相手に散々愚痴りましたからね~。
 でも、自分以外の部署メンバーにもいろいろ思いがあると思うんで、何とか最低限の”納得”を得られる道はないものか?と考えている有様です。組織のやることですから、全く帳消しにはできないまでも、何か”一噛み”してやりたい気分です。
と金
2009年04月04日 12:59
いるよ~ん。
どもども、ごぶさたです。
ヤコ氏の所も激動ですな~。
こっちも仕事量定時割れが続いております。
先月残業ゼロ。
Pの立ち上げでぼちぼち増えてきそうですが。
ビールでTシャツ万歳が近い予感が・・・(笑)。
2009年07月30日 10:54
おやびん、ご無沙汰~
ブログ新たに再開したよ~
設定に戸惑ったけども今は大丈夫~
その後いかがお過ごしだすか~?
私、出所・・退院してから間もなく
バイトを始めましたがな~
コンビニで夜勤~早まった・・。
また顔出してねぇ~♪
2011年02月05日 21:58
やった、変わってる!
元気なのかな?
何かうれしいぞ。
お互いに近況報告したいね~♪

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